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DIS Product Byte

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DISメンバーが選んだ米国の注目プロダクトをご紹介します。
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#SDGwithDIS

個人向け炭素排出量可視化サービスJoroの仕組み〜フリクションレスと正確性のバランス

何度か続いている脱炭素系のエントリですが、これまで個人向け金融サービスや、一般向けカーボンオフセットの仕組みを見てきました。今回は個人向けの炭素排出量可視化サービスを見てみたいと思います。 個人向けの炭素排出量可視化サービスとは何かというと、企業ではなく個人が自分の生活でどれだけ炭素を排出しているかを算出・可視化してくれるもので、それにより地球に優しい行動へと変えるきっかけを与えたり、実際に出した炭素分を相殺(オフセット)したり出来るものです。 同種のサービスを見渡しても

米国で増えている環境配慮な金融サービスとそれぞれの提供する体験

4/22のEarth Dayから続いている環境系コンテンツですが、今回で4回目となります!Climate Fintechで少し幅を広げていきます。 最近こちら米国サンフランシスコ近辺では、前回の記事を書いたからなのかもですが、環境配慮型の金融サービスのもはや"老舗"とも言えるAspirationの広告によく目にします。普段の移動は専ら車ですが、聞き流している地元サンフランシスコのラジオ局KOITでのCMや、シリコンバレーを縦断する高速道路のUS 101沿いでも屋外広告を

ESGとUX・ビジネスの両立を目指す、米国Aspirationの金融サービス

先日の4/22はEarth Dayでした。まさにその日、DISのAssociate Product ManagerであるSayakaが、デジタル社会で自然への影響を感じることの難しさと、だからこそ出てきた新たなプロダクトのアプローチについて、こちらのエッセーで触れてくれています。今回はそのなかでも、エコフレンドリーな金融サービスとして良く知られているAspirationについて紹介します。 Aspirationとは決済/貯蓄口座、デビット/クレジットカードから投資・保険